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ヴィラマリアは今後の世界市場展開戦略と大きな理想に向けての資金調達を模索するために、同社の本社があるオークランド空港近辺の余剰土地31ヘクタールを売却すると発表した。
同社の目標の一つには世界的なワイン会社となることがあり、その世界成長戦略の一環としてブドウ栽培からワイナリーを横断してのヴァリュー・チェーンへの投資をし、主要市場での増大する需要に応じるための計画だとしている。土地売却からの追加資金を調達してこの計画の実施に拍車をかけるため、と位置付けている。
「これまでも世界に通用する偉大なワイン会社となるための当社のビジョンに合致するビジネスへの変化を遂行し、弊社の創始者のジョージ・フィストニッチ卿のレガシーを保ってきた。例えば、ビジネスの再構築、新規一転、ブランドとマーケティングのポートフォリオの最適化、改良を重ね、顧客体験を強化するホスピタリティ・サービスの提供をこれまでもしてきた。
こういった取り組みで、今後の成功の基盤を作って来たが、今度は次なる成長戦略の時期に差しかかっている。オークランド空港近辺の場所は弊社の歴史でも特に重要な場所と位置付けられているが、昨今の土地価格の上昇からブドウ畑としての使用ではそれに見合うだけの価値をあげられなくなってきている。現時点ではブドウ畑として使用している土地31ヘクタールと本社がある場所周辺のさら地を売却する考えだ。オークランド内のワイナリー、ボトル工場、倉庫、本社、ホスピタリティ部門は残りの10ヘクタールで運営、営業を継続する。
この他にも当社に興味を持つ第三者からの資金調達も視野に入れている。現時点ではまだ誰が新たな投資家となるかとか投資の性格や規模について言及するのは時期早なので、詳細はまだ差し控えたい。来年の第一半期ぐらいまでは最終決断は取らず、それまでは日常の営業はこれまで通り継続する」とヴィラマリアの最高責任者のジャスティン・リデル氏は語る。
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