NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
24.02.2008
ニュージーランド・ワインが世界の空へ

ニュージーランド・ワインが、ソムリエの権威とされるマスター・ソムリエによって、世界最大手であるアメリカ、デルタ航空のビジネスエリート・クラスのワインに選出された。

この栄誉を手にしたのは、マールボロのワイナリー、マッド・ハウスによるヘイ・メーカー・マールボロ・ソーヴィニヨン・ブラン 2007。ワイン・アウォードの常連となっているヘイ・メーカー・シリーズでも特に人気のこのソーヴィニヨン・ブランは、世界一の運行本数を誇るデルタ航空のビジネスエリート・クラスにて、白ワイン2本のうちの1本としてサービスされる(もう1本はカリフォリニア・ワイン)。

選考にあたったのは、世界でも15人しかいないという女性マスター・ソムリエとして活躍するアンドレア・ロビンソン氏。また同氏は、アメリカのソムリエ協会初の女性ベスト・ソムリエの栄光を手にしたこともあるという肩書きの持ち主で、今回の選出を次のように語っている。

「こだわりを持つワイン愛好家の方々にも、これから自分の好みのワインを見つけていきたいというお客様にも、特別な経験を味わっていただくにふさわしいワインだと思った。機上ではワインの味わいが違ってくるので、上空3万フィートでも十分にその風味が輝きを放つようなワインを慎重に選び抜き、今回の結果に至った」

また、マッド・ハウス最高経営責任者であるナン・キー氏は、今回の栄誉はマッド・ハウスだけではなく、ニュージーランド・ワイン業界全体に与えられたものであると話す。

「ニュージーランド・ワインが、ワイン市場に大きな影響を持つ世界有数のソムリエによって選出されたことは大変大きな意味合いを持つ。特にマッド・ハウスは全国の葡萄を使って生産していることからも、ニュージーランド・ワインとして世界一の仲間入りをしたことに値する」

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