NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
06.04.2008
俳優サム・ニール、新たなニュージーランド・ワインをアメリカで発売
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俳優で、セントラル・オタゴのワイナリー、トゥー・バドックスのオーナーとしても知られるサム・ニール氏が、さらにビジネスの拡張を計っていることが明らかになった。
ニール氏によると、これまで年間100ケースしか生産していないセカンド・ラベルの「ピクニック」の生産量を2000~3000ケースまで大幅に増やし、今月中には2006ヴィンテージがアメリカで発売される予定。販売予定価格は28USドル(約2780円)と、「トゥー・バドックス」シリーズに比べるとリーズナブルな設定となっている。
ファースト・ラベルである「トゥー・バドックス」は生産量が限られているため、「ピクニック」用にホークス・ベイやマールボロから葡萄を買い寄せ生産量の増加に踏み切った。アメリカで販売される品種はメルロー、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、リースリングの4種。
ワイン栓は全てスクリューキャップとなるが、これはトゥー・バドックスが1999年に生産したワインのうち、約4分の1がコルク汚染により無駄になってしまった経験による。
ニール氏はワイン造りについて、次のようにコメントしている。
「2007年のギブストンとアレキサンドラのピノ・ノワールはトップ・クラスの出来で、トゥー・バドックスに相応しいものとなった。我々は世界一のピノ・ノワールを造るために小規模生産を続けており、現状にはとても満足している」