NZワインニュース一覧
イギリス拠点のインターナショナル・ワイン・アンド・スピリット・コンペティション(IWSC)において、ニュージーランドがただ1つの品種だけで成功している国ではないことを証明した。
ソーヴィニヨン・ブランだけが審査員をうならせたのではなく、ゲヴュルツトラミネールやシラー/プティ・ヴェルドー、スパークリングでも金メダルを受賞し、ピノ・ノワールに至っては、誰もが欲しがる(最高賞である)トロフィーを獲得した。
「あまり知られていない品種に関心が集まっているのは確か」と話すのは、世界で最も認められ、長い歴史を持つワインコンテストの1つであるIWSC審査委員長を務めるマスター・オブ・ワインのマギー・マクニー氏。
そしてニュージーランドピノ・ノワールはIWSCにおいて素晴らしいパフォーマンスを披露した。
ブラック・エステート・ワイパラ・ピノ・ノワール 2007が、世界各地から集まったピノ・ノワールを破り、ピノ・ノワール部門でブシャール・フィンレイソン・トロフィーを受賞した。
それに続き、マーティンボローとセントラル・オタゴ地区のワインも金メダルを受賞している。
さらには最新ヴィンテージとなる2010年のソーヴィニヨン・ブランやアロマティック品種も評価は上々であった。
「今回の白ワインを見る限り、2010ヴィンテージにも非常に期待が持てる」と、今回特にソーヴィニヨン・ブランとピノ・グリに感心したマクニー氏はコメントしている。
ニュージーランドワインは今年のIWSC全体を通して好成績を残した。
ワインの優良生産国がひしめく中、銀メダル最多受賞の記録を生み、全体平均の77%をはるかに超える85%の出品ワインが受賞する結果となった。
IWSCは同種のワインコンペティションとしては世界有数のものであり、世界最高級のワインやスピリッツ、リキュールの質と素晴らしさを広める目的で開催されている。
今年の審査結果はこちら。
http://www.iwsc.net/
関連のあるニュース