NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
05.12.2010
2010年 ニュージーランド航空ワイン・アウォーズ、セントラル・オタゴのピノが最高峰に

セントラル・オタゴ産ピノ・ノワールが、今年のニュージーランド航空ワイン・アウォーズの頂点に輝いた。
トロフィーを受賞したのは、ペレグリン・セントラル・オタゴ・ピノ・ノワール 2009。

また、同じくセントラル・オタゴのギブストン・ヴァレー・チャイナ・テラス・セントラル・オタゴ・ピノ・ノワール 2009がO-1ニュージーランド・チャンピオン・サステイナブル・トロフィーを獲得している。

審査委員長のスティーブ・スミスMW(マスター・オブ・ワイン)は、ペレグリン・セントラル・オタゴ・ピノ・ノワール 2009がニュージーランドワインの赤品種で最も素晴らしいピノ・ノワールの中でも最高のお手本と称賛している。

ニュージーランド・ワイングロワーズが中心となって開催されるニュージーランド航空ワイン・アウォーズは、国内で最も権威あるワインコンテストとして、ニュージーランドワイン業界にも広く認識されている。今年は主な産地10地域から1579種類ものワインがエントリーされた。

最高賞であるトロフィー19個のうちのほとんどを3地域が占めた。ホークス・ベイが6個、マールボロとセントラル・オタゴが各5個、あとはギズボーン,ネルソン.カンタベリー/ワイパラが各1個ずつ獲得している。

また、「サステナビリティ」も引き続き重要視されており、100パーセントサステナブルな(持続可能な/地球に優しい)環境の中生産されたワインに贈られるピュア・エリート・ゴールドメダルの数が、昨年の2個から今年は13個と大幅に増加した。

ニュージーランドワイン業界にとって長年重要なサポーターであり、20年以上に渡ってニュージーランド航空ワインアウォーズのパートナーでもある、ニュージーランド航空のCEO、ロブ・ファイフ氏は次のようにコメントしている。
「ニュージーランド業界がサステナビリティに力を注いでいるのは素晴らしいことであり、今年のアウォードの重要なポイントでもある。信頼性のあるサステナブル活動は、海外の主要市場に対して競争上優位となる」

各受賞結果はこちらから。
http://www.airnzwineawards.co.nz/

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