NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
06.03.2011
2011ヴィンテージに明るい兆し

セントラル・オタゴでは、例年よりずいぶん早くブドウの収穫が開始されており、良い兆候とのこと。

クオーツ・リーフのワイン醸造家、ルディ・バウアー氏によると、2月21日にベンディゴ・ヴィンヤードの収穫が始まった。これは昨年より3週間も早いスタートとなり、「これまで経験した中で一番収穫開始が早いヴィンテージ」とバウアー氏は話す。

今夏は気温が高く、ブドウの成熟過程を加速させたことが早期収穫に至った。

雨が多かった12月にはヴィンヤードに疫病をもたらしたが、1月にはその影響は見られなかった。

初日に収穫されたのはピノ・ノワール。スパークリング用で、シャルドネと6:4の割合でブレンドされる。
バウアー氏が最初にプレスされた果汁を試飲したところ、満足できる味であった。

スティル・ワイン用のピノ・ノワールは3月21日頃から収穫が開始される予定。

「今年のセントラル・オタゴが良いヴィンテージであるこをと期待しているが、秋の乾燥度合いにかかっている」とバウアー氏はコメントしている。

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