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アジアとオーストラリアのワインブロガーらが小さなワイン村、ワイララパを訪れ、2日間に渡ってワインと料理を現地で体験。その後マーティンボロー産ワインのセールスに拍車がかかっている。

ワインズ・フロム・マーティンボローが主催、アジア市場での同地区の知名度とワインの売上げアップを目的とし、国際的に影響力のあるメディア関係者を迎えた。

マーティンボローのワイン輸出市場活性化のためにオーストラリアとアジア各国から集まった8名のワインライター達は、さまざまなヴィンヤードを訪れ、レアなワインのテイスティングや、コース料理とワインのマッチングなどを体験した。

「アジアのワインブロガーの参画は、アジア市場におけるマーティンボロー・ワイン業界の成長には不可欠である」と話すのは、ワインズ・フロム・マーティンボロー代表兼ヴィンフィールズの共同オーナーのケイ・マッコーリー氏。

「かつてはアメリカやヨーロッパが主要マーケットであったが、今はアジア市場にシフトしており、将来の経済の中心はアジアにあると言える。また、ワインの消費や購買の機動力となっているワインブロガーは、欧米諸国よりもアジアの方が多く、いかにアジアのブロガーが我々の業界にとって重要かを実感している」と、マッコーリー氏は続ける。

ニュージーランド・ワイングロワーズ代表のフィリップ・グレギャン氏も、オーストラリアやイギリス、アメリカ、カナダといったこれまでの市場からさらなる市場の躍進を見据えた際、アジア市場が鍵となる、とコメントしている。