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ニュージーランドワインニュース
17.12.2011
軽量ボトルの明るい未来
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環境保全に配慮したワイン造りを行うネルソンのオーガニック・ワイナリー、リッチモンド・プレインズが、ニュージーランドでは最も軽量となる750mlのガラスボトルに入ったワインを初リリースする。
ボトルの重さはわずか325gで、ワインが入った状態でも1kg強。リッチモンド・プレインズのオーナー、ラース・ジェンセン氏は、瓶によっては空のものよりも軽いと話す。
軽量ボトル最初のワインとなるのは、自家ヴィンヤードのモナーク・ロゼ 2011で、オーガニック栽培かつ手収穫のピノ・ノワールから造られている。
「ニュージーランドで、最適な軽量ボトルを探すのは至難の業だった。これまで使用していた最軽量のものは今回のボトルより4割重かったので、今回の新軽量ボトルは、環境にも我々のビジネスにも大きな影響をもたらすはず」と、ジェンセン氏はコメントしている。
ボトルはイタリア製で、これまでのものより20mm背が低いため、輸出時コンテナへの搭載可能ケース数も多くなり、生産するための資源もより少なく済み、運搬時の燃料費の削減にもつながる。
生産コストも従来のボトルとほぼ同じで、今後需要が増えるとさらにコストが下がるという。
リッチモンド・プレインズは1992年にオーガニック認定を受け、2008年にはニュージーランド初となる、オーガニックとバイオダイナミック両方に認定されたヴィンヤードとなった。
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