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今月、香港で開催される、ヴィネクスポ・アジア・パシフィックにニュージーランドが参加する。これは同国にとって過去最大級のプレミアムワイン展示会への出展となる。

香港や中国本土、そしてアジア全体のニュージーランドワインの輸出の急成長を反映し、初出展となるヴィネクスポ・アジア・パシフィック・ニュージーランド・ワイン・パヴィリオンでは、国内主要産地の20ワイナリーから120種類のワインが提供される。

ニュージーランド政府の協賛を始め、ヴィネクスポ・ニュージーランド・ワイン・パヴィリオンでは、経済開発機関である、ニュージーランド・トレード・アンド・エンタープライズ（NZTE）と、国のワイン業界団体、ニュージーランド・ワイングロワーズ（NZW）による新たな戦略的パートナーシップにも注目される。

「ヴィネクスポ・アジア・パシフィックは、ニュージーランドワインの多様性を、多くのメディア関係者、バイヤー、教育者達に紹介するのにふさわしい機会」と、NZTEのワイン・プログラム・マネージャーのカリン・マレー氏は話す。

ヴィネクスポ・アジア・パシフィックは、北京と上海でのニュージーランドワインのイベントに次ぎ、今回中国で最後のイベント開催都市となる。
ニュージーランド・ワイングロワーズの今年3月の輸出統計によると、ニュージーランドワインの中国本土への輸出は過去一年で53%の伸びを示し、香港は同16%の成長となっている。

ニュージーランドワイングロワーズのアジア圏マーケット・マネージャーのモンティ・ジェームス氏は、「ニュージーランドワインの価格面での伸びはプレミアムワインとして位置づけを反映するもので、喜ばしいこと」とコメントしている。