NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
08.07.2012
ホークス・ベイのワイナリー が世界ベストワイナリーのリスト入り

ホークス・ベイのハブロック・ノースにあるブラックバーン・ヴィンヤーズが米国旅行ガイド本として知名度の高いFrommersに「ワイナリー・ステイが可能な世界一素晴らしい宿泊施設」の一つとして選ばれた。その他にはブルゴーニュ(仏)、トスカーナ(伊)、ソノマ(米)、バロッサ・バレー(豪)などのワイナリーが同時に名を連ねている。

ブラックバーンの豪華な宿泊施設、野外円形シアター、周りの観光地域への足がかりの利便さ、そして昨年は「クイジーン]誌でその年のワイナリー・レストランとして選ばれたブラックバーン・ビストロが褒め称えられている。

セラーとイベントマネージャーのフランシス・デ・イェーガー氏は「この評価は、ニュージーランドワイナリー全体に重要な評価として受け止めている。リスト入りするということは、ホークス・ベイ、ひいてはニュージーランドにとって、大きな名声となり、観光客が増えることにも繋がる」と述べる。

ブラック・バーンを訪れる海外からの観光客は、ワイナリーへ全体の訪問者の約1/3を占めており、殆どの人は手っ取り早いテースティングだけでなく“ワインとの体験”を求めている。

イェーガー氏は「そういう体験ができるのは何もニュージーランドに限らず、世界各国に存在するが、こうして名前が売れるのは第一歩。弊社は幅広い運営をしているわけではないが、自分たちの基準を保ち、こういう風にお褒めの言葉を頂くと、よりやる気がわく」と控えめに言う。

最近のNZへの観光調査によると、ワイナリー訪問を目的としてニュージーランドを訪れる観光客は、他の目的の観光客より長期間滞在し、一日あたりをより多くの支出をしている、という結果が出ている。

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