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カンタベリー地方のワインを中心とした飲食産業発展への願いを込め、この度ユニークなイベントがクライストチャーチにて開催されている。

10月6日に開幕した”ザ・ワイパラ・ヴァレー・ワイン・チャレンジ”、「ただワインと食事の組み合わせを競うだけのイベントはもう古い」と、主催者でありワイパラ・ヴァレー・ワイングロワーズの代表者でもあるマーク・ジョーンズ氏らにより企画された。

これにはカンタベリー地方の約50軒にのぼるレストランと、ワイパラ・ヴァレーから16のワイナリーが参加。9月初旬にレストランとワイナリーの組み合わせを決める抽選会が行われ、各レストランは、ペアになったワイナリーのワインにマッチするメニューを提案し、そのマッチングの素晴らしさを競うという内容。
普段立派なワインリストを備える各レストランも、今回は指定されたワイナリーのワインのみでいかに料理とワインを引き立てるかという”チャレンジ”を強いられる。

「”ワイパラ・ヴァレー全てのワイナリーのワインを偏りなく紹介できたことは非常に喜ばしい。参加レストランと共に、地域全体のプロモーション効果も期待される。」と、同じくワイパラ・ヴァレー・グロワーズのマイケル・キャンベル氏は語る。

ジョーンズ氏出資による賞金5000ドルを賭けたチャレンジは11月4日まで開催され、結果は11日8日にクライストチャーチ・アート・センターで行われる特別式典の席で発表される。