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02.02.2014
セントラル・オタゴの夫妻が「生ワイン」ビジネスに着手
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セントラル・オタゴのある夫妻にとって、12年前のイタリア旅行がワインビジネスを夢見るきっかけとなったが、実現には長い時間がかかった。
クロムウェル(セントラル・オタゴ)のマウント・マイケル・ヴィンヤードの共同オーナーでもあるピーター&エレイン・ケリー夫妻は、イタリアで素晴らしい生ワイン(タンクから直接ボトルやグラスに注がれるフレッシュなワイン)を味わって以来「フレッシュな」生ワインを販売したいと願い続けてきた。
「我々はこの事業を何年も夢見てきたが、なかなかタイミングが合わず、多額の投資が必要なこともわかっていた」とピーター・ケリー氏は話す。
人生の岐路となるその機会は昨年訪れ、「ワインタップ」を設立した。
「設立までに6ヶ月かけて集中的にリサーチし、設備の準備や今後の可能性についても調査を進めた」とピーター氏。
ニュージーランドで生ワインを販売する動きは約18ヶ月前にスタートし、ケリー夫妻は自分たちが国内でも数少ない生ワインビジネスの専門家であると確信している。
「ワインはヴィンヤードの樽からステンレスタンクに移され、そのまま“貯蔵ではなく注がれる”ためフレッシュな状態である」「保存料無添加のため、すぐに飲むべき」とエレイン夫人はコメントしている。
また、ボトルワインより二酸化炭素量が80パーセント少ないということも消費者から好反応を得ている。
セントラル・オタゴの生ワインは北島での需要もあるため、近々市場を拡大することを計画中。
長期目標としては、オーストラリアでの販売で、すでに調査を開始している。
ピーター氏は「需要が増えすぎて、手が回らないようになるかもしれない」と話している。