NZワインニュース一覧
ワインで人気の高いマーティンボローだが、先週オープンしたばかりのマーティンボロー・ブルーワーにクラフト・ビールのファンが、溢れるように訪れている。
共同経営者でビール醸造者を務めるヘイデン・フルー氏は「軽く一杯を求めて訪れ人がかなり多いので、3連休となる週末には大忙しとなっただろう。オープンした最初の週末は、物凄い人だった」と語る。フルー氏ともう一人の共同経営者でやはりビール醸造担当のスティーブン・フォックス氏がこのビール工場と試飲コーナーをオハイオ通りに建設したのは2014年の半ばであった。それまでは、フルー氏のマーティンボローの自宅で小規模にビール作りをしていたのだが、需要が大幅に増えたため、現在の工場を建設することとなった。「新工場をオープンしてから、蓋付きマグナム瓶が飛ぶように売れ始めた。その上、試飲コーナーを設けると、さらに人気が出てきた。現在ではビール4種類とサイダーを扱っている。」
「最近改訂された飲酒法で、蓋付きマグナム瓶という新たな選択に人気が集まり、昼間にビールを購入し、家に戻ってからビールを楽しもうという人たち多く出てきた。その上に、再生可能なプラスチックのPETボトルと蓋付きマグナム瓶から選択できるので、環境にも優しい選択が出来るのも、人気の一つだと思う。最新のビールはヴィンテージ・ゴールドと言う名の、暑い日には大人気のもの。このビールは通常よくあるバーの下の樽から出されるのではなく、ビール醸造所内の冷蔵室内に置かれたタンクと樽から直接注がれるものだ」とフルー氏は言う。
マーティンボロー・ブルワーでは、軽い食事とパロット・ドッグ、ノース・エンド、パンヘッド、ベネモスビールなどの、他の醸造所からのクラフト・ビールをタップで楽しみ事ができる。
「まだまだ今後の課題は残っている。未だに瓶詰は手作業なので、それを自動化にしたい。次の週末では、2月28日のウェリントンのビールフェスティバルに向けたビール製造が待っている。今後はウェリントンのバー向けに樽での販売も計画していると今後のプロジェクトをフルー氏は披露した。