NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
12.12.2006
ワインのオンラインショップに大きな可能性

「今後4年間で、NZ国内のワイン売上げの内、少なくとも20パーセントはインターネット販売が占めるようになるであろう。」と予測するのは、急成長を続けているオンラインショップ代表、チャード・ナイト氏。

元ヴィラマリアのマーケティング・マネージャーを務めていたナイト氏が、アーロン・スキッドモア氏とブラックマーケットを始めたのは2000年のこと。初年度は500人だった会員も、その後ほんの1年で1万5千人にまで増加した。

「当初は各ワイナリーが抱え込んでいた輸出用ワインの在庫一掃を目的に始めたが、需要が多くすぐに在庫が尽きてしまった。その後は国内トップ10ワイナリーに、ブラックマーケット独占販売商品のアイディアを提案したところ功を奏し、現在では全取り扱いワインのうち6割が当社独占販売となっている。
購入者は質が良いものを安くケース購入し、自宅まで宅配してもらうことができる。生産者側も即日決済が可能なことにより資金繰りがうまく運び、両者にとってメリットが大きいシステムである。」

ディスカウントワイン専門オンラインショップとして知名度が高いブラックマーケットではあるが、現在はメダル受賞ワインも多く取り扱っており、販売ブランドは12に上る。
そしてすでにサイト名は取得済みということで、来年はブラックマーケット・オーストラリアも開始する予定。

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