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いつもながら、緊急隊員、グルメ料理提供者、来場者には注意を喚起するイベントとなる恒例のマールボロ・ワイン&フード・フェスティバルが開催され、つつがなく終了した。8,000枚の限定入場券が完売、ブレナム近郊のブランコット・エステートで夏の太陽に祝福されてのイベントとなった。
マールボロ地域を代表する72のワインと食材を提供する店が出店し、国内、国外からの参加者を魅了した。同フェスティバルはニュージーランドが作り上げたオリジナリティのあるイベントで、国内でも最古のワインティティバル。
今年は、過去10年近くなかった、チケット完売を達成し、さらには、午後4時の時点ではほろ酔い気分で問題を起こす来場者の逮捕もない、とマールボロ警察当局からのお褒めも頂く、という高得点もあった。地域担当警部補のサイモン・フェルハム警部補は「現時点で来場者での問題も発生していない。このイベントをつつがなく運営した責任者たちの業績だね。警察としても、こういったイベントが成功してほしいと願う」という。
また、マールボロのセント・ジョン救急隊地域隊長のマリー・ニール氏も同様に「過去数年に比べて、救急で搬送した怪我人数は下回っている。特に深刻な問題も発生しておらず、来場者が責任ある行動を取っているのに感激している。おかげで我々の仕事が楽になった」と胸をなでおろしている。英国バキングハムシャー出身のエリー・セーブルック氏は、「南島をずっと旅行してきたが、今回の旅行の最終目的はこのフェスティバルに来るためだった。イギリスでは、いつもマールボロのワインを注文していた。だから、まさにワイン天国にいる気分だ。」アメリカ、テネシー在住のパークス・バローゾ氏は「ワインの多様性がこのイベントの最大の魅力だ。出店の70%がワインで、残りの30%が食材。いずれにしても完璧ってことだね。フェスティバルのことは読んだり聞いたりしてはいたが、現実は想像を超えるものだ。どこを見ても、楽しいことばかり。」と満足感を語ってくれた。
マウント・ライリーの会場責任者を務めた シャノン・ボイス氏は、「一日中、休む間もないほどだったので、どのくらいソーヴィニヨン・ブランを注いだかも覚えていない。楽しかったが、非常に忙しい日だった。幸いなことに、皆さん大変楽しんでくれたようだ」という。フェスティバルの音楽の選択は、例年観客からの期待度の高いものになっていて、今年はホーリー・スミスとスーパーグローブが聴衆から熱狂的な大喝采を受けた。
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