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ニュージーランドワインニュース
21.01.2007
マールボロの有名ワイナリー売却へ
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日本でもソーヴィニヨン・ブランやシャルドネの人気が高く、国際コンテストでの受賞歴も多いマールボロのワイナリー、グラヴィタス・ワインズが売却されることとなった。
このワイナリーは1990年代後半、マーティン&パム・ニコルズ夫妻により設立された。
手摘みにこだわり細部まで行き届いたブドウ栽培と生産技術の高さで知られるグラヴィタス・ワインズは、歴史がまだ浅いにもかかわらず、これまでにソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワール、シャルドネで60以上のメダルを受賞している。
マールボロ地区のワイナリーとしては大規模ではないが、現在売りに出されているのは40ヘクタールのブドウ畑とグラヴィタス・ワイン・カンパニー、同社が持つ全ての商標、セラードアーと地下の熟成所、家2軒と馬の調教場。また今後完成予定のカフェ&テイスティングルーム用土地も含まれている。
現在の生産規模としては年間2万ケースを生産、世界33カ国へ輸出されている。
そして2年後には6万ケースの生産計画を立てており、成長著しいワイナリー。
世界各地の最高級レストランで愛飲されるワインを造ることを同社の経営方針として掲げてきたニコルズ氏は今回ビジネス売却を決めた理由を、「西オーストラリア州パースでの大規模なトリュフ・プロジェクトを含め、フード業界の発展に力を入れることに専念するため。」と話している。