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先日開催されたホークス・ベイA&Pベイリーズ・ワイン賞の年間セラー・ドアーの優勝者にチャーチ・ロード・ワイナリーが選出された。同ワイナリーのビジター・センター責任者であるミッチ・ハインドマン氏は「ワイナリーを訪れる訪問者それぞれの期待に沿うような体験を提供することをチャーチ・ロード・ワイナリーのセラー・ドアーでは重要な顧客サービスの要素として常日頃実行している。これはワインに対する情熱からだ。お客様が何を求めているかを模索することから始まる。それぞれの訪問者がどんなタイプのワインが好きかを考えること。さらに、お客様がくつろげる環境をご提供するためのセラー・ドアーのスタッフの暖かさも重要なことだ」と語る。現在のチームは11人の女性スタッフから編成されており、今回の授賞式にもハインドマン氏に同行し、受賞式にて登場した。ハインドマン氏は彼女たちの素晴らしい業績への感謝も惜しまなかった。
「神経をすり減らすようなこともあったが、素晴らしい仕事だ。このチームは、今回の受賞を受ける価値がある。私たちの中にあるホークス・ベイという土地とワインへの愛情の賜物だ」自賛する。
チャーチ・ロードは、2015年マクドナルド・シリーズのシラーでリザーブ・チャンピオン・ワイン賞、2017年チャーチ・ロード・ピノ・グリ、2015年マクドナルド・シリーズのテンプラニーリョでも受賞している。
ワイン造り120周年を祝ったばかりのチャーチ・ロード・ワイナリーのハインドマン氏はこの複数の受賞に関し、「チャーチ・ロードは1897年に創立され、最高品質のワイン造りを続けている。クリス・スコット氏がシニア・ワインメーカーとして長年勤め、彼が指揮し作ったワインの質は非常に素晴らしいものだった。セラー・ドアーでは有料、無料の21種類のワインが用意されている。スパークリング、シャルドネ、メルロー・カベルネは、無料試飲でも人気3種類となっている。有料テースティングでは、高級ラインのワインが提供されている。シラー、ピノ・グリ、テンプラニーリョなどがNZ$5~15で飲むことが出来る。革新力がワインの境界線を変えつつあり、これまで消費者が知らなかったものや、違うタイプのワインを作り上げている。私自身、チャーチ・ロードでの自分の仕事で一番気に入っているのは、訪問客が良い思い出作を出来ることだ。お迎えするお客様はクルーズ船の乗客、バスの団体さん、個人の旅行客など客層は様々。ニュージーランドが冬を迎える7月、8月を除いて観光客の最盛期は、年を追うごとに、忙しくなっているセラー・ドアーだ」と語る。
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