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国内で名が通った歴史ある12のワイナリーの連合で2005年に発足した、ファミリー・オブ・トゥエルブ は。2年に一度、12人の幸運な参加者に、2日間の特選ワイン指導コースを提供する。内容は充実した8つのワークショップ、ゲストスピーカーとの3回の超高級ディナーに加え、参加する12のワイナリーからのワイン(レアもの、リリースされていないワイン、樽からのテストなどを含んだ)や世界のワイン産地からの多数のサンプルワインも飲む機会もある。
ファミリー・オブ・トゥエルブのワイン指導コースの目的はニュージーランド国内のワイン業界の知識を、次世代のリーダー、代表者、ワイン知識を一般の人に伝える役割を持つ人達に伝授することにある。参加許可をされた人への招待状が,近々に送付されることになっている。
ファミリーの会長のニュードーフ在住のジュディ・フィン氏は、「ファミリー・オブ・トゥエルブの哲学は、次世代のリーダーを育成することにある。この指導コースは世界的レベルのワイン学校だ。ニュージーランドのワイン業界とファミリーを構成するワイナリーの中から12人の候補者を選出し、2年毎に開催されるこのコースに参加してもらう。グループ全体を結集した英知が次世代のニュージーランドワインのアンバセダーとして活躍できる人々を育てることが可能としており、他では見られない機会を提供できる。ファミリー内で蓄積されたワインの知識は、全ての主要なワイン生産地とワインのヴァラエティを網羅できる。私たちの強みは、それぞれのワイナリーの規模と中心となるワインが異なっていることもある。これが私たちの根本的な本質的な資質だと感じる。自分たちの信念に基づいて、ワイナリー、ブドウ畑、永続的なブランドを作り上げてきた。」
来年のファミリー・オブ・トゥエルブ特選ワイン指導コースはファミリー会員のホークス・ベイのクラギー・レンジで2018年の7月15日から開催される。今後も、ファミリーの所有するワイナリーで、2年毎に指導コースが開催されることになっている。12人の参加者のうち、9人がニュージーランドのワイン業界に属する人で、残りの3人はファミリー所有のワイナリーからの人の優先枠となっている。全ての候補者は、「ニュージーランドのワイン業界へのあなたの貢献はどういうものか?」という題目でのエッセイを提出し、それを元に選出される。
コース終了時に、12名の参加者のうち一人がDuxという称号を受ける。この受賞者はオーストラリアまでの2人分の航空券を賞品として受理し、オーストラリアのワイン主要生産地でのワイン体験を楽しむことが出来る。副賞として、ファミリーのトップワインの数々も持ち帰ることが出来る。
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