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マールボロのヴィンヤードとワイナリーを代表するグループが観光客を呼び戻す準備を行っている。
玄関口となる主要道路が復旧、活発に動いている。
2016年11月にノースカンタベリーとマールボロを襲った地震はカイコウラへ続くステートハイウェイ1閉鎖という影響を及ぼした。
この地震は実際のインフラを奪っただけではなく、別の幹線道路経由となり、セラードアへ訪れる観光客の足を遠のかせることとなった。
ワインマールボロのジェネラル・マネージャーのマーカス・ピッケンズ氏は、10月にシーズンが始まり以前より状況が整って来ていると話す。
「非常にポジティブなシグナル。通常シーズンは10月のレイバー・デイの頃スタートし、最近では4月末頃までに延びている。周りの人々は今シーズンは非常に良いスタートを切ったと話しており、今では産地内を簡単に移動できるというアクセスに自信をもっているからだと考えている」とピッケズンズ氏はコメント、地震前のレベルに動きも戻って来ているのを目の当たりにしているという。
「以前の状況よりも良くなっている。それはおそらく、ニュージーランドへ来てワインの経験をする観光客の数をより理解できているからではないか。ニュージーランドへやって来る全訪問者の4分の1は滞在中にワイナリーを訪れているという統計も出ている。ワインを楽しむだけではなく、国内全土に広がるワイナリーへ実際に訪れている」ピッケンズ氏は結果的に有用な市場調査にもなっているとし、「現実に皆非常に驚いていると思う。私達にとっては実際にどのようなチャンスがあるのかということにフォーカスし、トレーニングや雇用、単純にどのようなチャンスがあるかなど、ワイン会社によっては投資の可能性すら考えられる。ニュージーランドに長く滞在する人ほどワイナリー訪問を希望、やや多めに出費し、ニュージーランドという国をより深く経験するという準備ができているという統計は出ているものの、ワイナリー訪問は高所得者向けのツーリズムと見る必要はない。主要都市から離れ探求し、各地を周る準備ができている旅行者がまさに求めているもの。サイクリング専用道路の整備もワイナリーにとって協力な後押しとなっている。特にマールボロにとっては大きなチャンスで、さらに観光客を呼び寄せる新たなきっかけとなる」
ニュージーランドワイングロワーズの年次報告書によると、現在ニュージーランド国内に2031のヴィンヤードと700軒のワイナリー、243軒のセラードアが存在している。
2018年6月までの年間ワイン輸出収入は17億ドルに伸びている。
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