NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
13.03.2007
マールボロにてソーヴィニヨン・ブランとムール貝のマリアージュを競う祭典開催

アメリカ、ワシントンDCで毎年開催され、NZソーヴィニヨン・ブランが優勝を重ねている”オイスター・ワイン・マッチング・コンペティション”。ここからアイディアを得て、「地元の食材であるマールボロ産グリーンシェル・マッスル(ムール貝)とソーヴィニヨン・ブランの組み合わせこそ称賛されるべき。」とマールボロのビル&サンディー・フロイド夫妻が立ち上がった。同夫妻はニュージーランドワインと食材の国内及びアメリカでのマーケティングに10年以上携わっており、今回”NZグリーンシェル・アイコン・クリナリー・コンテスト”の共同主催者として名乗りを挙げた。

審査員には、ワシントンのオイスター・コンペティション元審査委員長、NZのグルメ誌”キュイジーン”編集者、NZ国会のトップシェフ他、そうそうたる顔ぶれが選ばれており、彼らによる審査でマッスルとのベスト・マッチとして選ばれたワインにトロフィーが授与される。

開催は3月6日から8日の3日間。最終日には審査員チームは会場となるブレナムのヴィントナーズ・リトリート・リゾートを離れ、マッスルの養殖場訪問を含むマールボロ・サウンズの一日クルーズを楽しんだ後、同リゾートに戻り、マリー・コノリーシェフによるスペシャル・ディナーを満喫する。
150ドルのチケットを購入すればこのコースディナーに誰でも参加でき、メニューにはもちろんマッスルを取り入れたシェフ自慢の一皿と優勝したソーヴィニヨン・ブランも盛り込まれる。

初の試みとなるこのイベントが成功し、今後マールボロの主な年間行事として定着し観光客誘致につながるものとなるよう関係者達の期待が集まっている。

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