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07.05.2007
ウィザー・ヒルズ、チーフワインメーカーが辞任
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昨年暮れ、ワイン・アワード用に一般流通用とは別のワインを用意し、金メダルを剥奪されるというスキャンダルの渦中にあった、ウィザー・ヒルズのチーフワインメーカー、ブラント・モリス氏が辞職を表明した。
ウィザー・ヒルズを所有し、ワインとビール生産を幅広く展開する巨大企業、ライオン・ネイサン最高責任者であるロブ・マレー氏は今回のモリス氏の辞任について、「モリス氏は、今後自らが所有するワイホパイ・リヴァーのヴィンヤードの管理と、新たに立ち上げたブランド“ザ・ネッド”の発展に力を入れるため。」と説明している。
ライオン・ネイサンは、2002年にモリス氏と父、ジョン・モリス氏が所有していたマールボロ。ワイラウ・ヴァレーのウィザー・ヒルズを買収、ブランド力強化のためモリス氏をワインメーカーとして、そのままのポジションで引き抜いた形でこれまでワイン造りを続けてきた。
今後もモリス氏の“ザ・ネッド”のワインは、ウィザー・ヒルズのワイナリーで生産、NZ国内とオーストラリアへ輸出される予定。
チーフ・ワインメーカーの後任として、来月より現同ワイナリーワイン・メーカーのベン・グローヴァー氏の昇格が決まっている。
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