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今月ロンドンで開催された、世界的にも権威あるワイン・コンテスト、デキャンター・ワールド・ワイン・アウォーズとインターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)において、ニュージーランドは合計5つのトロフィー（最高賞）を受賞し、改めて「世界トップ・レベルのニュージーランド・ワイン」を証明する結果となった。
特にピノ・ノワールが見事な結果を残している。
セントラル・オタゴの”ボールド・ヒルズ 2005 ピノ・ノワール”は、これら2つのコンテストで3つのトロフィーを獲得している。
ワイン造りを始めてほんの10年ほどのボールド・ヒルズが、ピノ・ノワールの伝統産地ブルゴーニュを始めとした世界各国の競合を押さえ最高峰に輝いた賞は、デキャンター・アウォーズの「10ポンド（約2300円）以上のインターナショナル・ピノ・ノワール」賞。
IWCでは「サステイナブル（地球環境を考慮し、持続可能なワイン造りを行う）」賞と、「最優秀赤ワイン」賞を見事受賞。前者は1995年からニュージーランドが力を入れて取り組んでいる「サステイナブル・ワイングローイング・プログラム」が功を奏したと言える。
ボールド・ヒルズ、オーナーのブレア・ハント氏は次のように喜びを語っている。
「ニュージーランドという小国の、我々のような小規模生産者がこのような由緒ある国際的なワイン・コンテストで最高の賞の数々をいただくとは恐れ多い。しかしながら、ここで声を大にして言いたいのは、ニュージーランド・ワインとして、ソーヴィニヨン・ブランだけではなく、ピノ・ノワールの重要性とその品質がこれら2つのコンテストの公平な評価によって、世界的に認められたということである。」
また、他の2つのトロフィーは以下の通り。
デキャンター・ワールド・ワイン・アウォード「10ポンド(約2300円）以上のインターナショナル・スウィート・ワイン」賞；
シーフリード・エステート・リースリング・スウィート・アグネス、ネルソン 2006
インターナショナル・ワイン・チャレンジ「最優秀年間白ワイン・メーカー」賞：
アリスター・メーリングMW（マスター・オブ・ワイン）／ヴィラ・マリア・エステート
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