NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
30.09.2007
ニュージーランド・ワイン界の新星~実力派の若きワイン・メーカー達

オーストラリアで60年以上の歴史を誇るワイン機関、ザ・ワイン・ソサエティが選ぶ、「ザ・ワイン・ソサエティ・ヤング・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー 2007」の最終選考11人の中に、ニュージーランドで活躍する若手2人が選出され注目を集めている。

例年10名が最終審査に残るが、今年はレベルが高く甲乙つけがたかったことから11名となった。

ニュージーランドからは、ワイルド・サウス・ワインズのクリスティ・ブラウン氏と、アラン・スコット・ワインズ・アンド・エステーツのジョシュア・スコット氏(いずれもマールボロ地区)。

ブラウン氏はホークス・ベイのイースタン・インスティテュート・オブ・テクノロジー(EIT)とオーストラリアのチャールズ・スタート・ユニヴァーシティーで、ワイン栽培から醸造、マーケティングに関することまで幅広く学んだ後、西オーストラリアや南フランスで経験を積み国際的感覚を掴んだ後、ホークス・ベイのセークレッド・ヒルにてワイン・メーカーとして活躍、現在に至る。
一方スコット氏は、その名の通り、日本にもファンが多いアラン・スコット・ワイナリーのオーナー、アラン・スコット氏の息子で、今では父の後継ぎとして立派にワイン・メーカーを勤めている。

最終審査は各ワイン・メーカーが2種類のワインを提出、業界屈指の審査員達が最優秀ワイン・メーカーを決定する。

注目の結果は、11月3日、シドニーのウェスティン・ホテルで開催されるフォーマルなアウォード・ディナーの席上で発表される。

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