NZ Wine Column
ニュージーランドワインコラム
第107回コラム(Aug/2011)
東日本食材とワインを楽しむ BBQ & WINE picnic in CAFE;HAUS TOYOSU
Text: 吉武亜季子/Akiko Yoshitake
吉武亜季子

著者紹介

吉武亜季子
Akiko Yoshitake

東京都出身、東京在住。広告関連企業に勤めるワイン愛好家。 ニュージーランドの友人からお土産にもらったピノ・ノワールのおいしさに感動して、NZ旅行を決意。2週間かけて5つのエリア/約20ヶ所のワイナリー巡りを実施。現在、ワイン学校にも通いながらブルゴーニュや新世界ワインの勉強を進める傍ら、都内で開催される各種ワインイベントへ積極的に参加。趣味はサーフィン、旅行。

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まだまだ東京の夏は続きます!夏といえばアウトドア。そして、ワインとおいしい食事のコンビネーションはかかせないもの。今回は、平日の都内でもBBQとワインが両方楽しめるという、メトロミニッツ主催の「 BBQ & WINE picnic in CAFE;HAUS TOYOSU」に参加してきました。場所は、豊洲の “CAFE;HAUS” 、オープンテラスのあるステキなカフェ。週末は買い物客で賑わうららぽーと豊洲のすぐお隣です。

受付も浴衣姿でお出迎え!

浴衣レンタル&着付サービスも用意されてるせいか、会場内でも浴衣姿の方がちらほら。日本の夏らしい光景が広がります。

今回の主催は、東京メトロで配布されているフリーペーパー「メトロミニッツ」とあり大人気。応募開始から3日で定員の数倍以上の申込があったとのことで、当選した方々は本当にラッキーです。

BBQは、東日本を産地とするこだわりの食材が充実。柔らかくてジューシーと評判とみやじ豚(湘南)、脂肪分が少なくそれでいて柔らかく風味豊かといわれる短角牛(岩手県)、そして茨城県からの新鮮野菜といったラインナップ。

さらに、ワインも飲み放題というなんともうれしい企画。また、トークショーも行われていて盛りだくさんです。

まずは、BBQの行列に並ぶ前にワインをピックアップ。今回は約10種類のワインが提供されている中、ニュージーランドワインの姿もちゃんとありました。

今回は、インポーターのサザンクロスさんが提供するワインで、初めていただくワイナリーのものばかり。すべてマールボロからのもの。

まずは、「Invivo Sauvignon Blanc 2010 (インヴィーヴォ ソーヴィニヨン ブラン 2010)」。マールボロのソーヴィニヨン ブランらしいパッションフルーツの香りがパワフルに漂います。それでいて、すっきりした味わい。マールボロの中でも南に位置する冷涼なところで作られたものだそうです。さすが数々の受賞歴をもつステキなワインでした。

さらにこちらの「Invivo(インヴィーヴォ)」では、アルコール並びにカロリー30%OFFなる健康志向のソーヴィニヨン ブラン「bella」も生産しているとのこと。今回はいただくことができませんでしたが、ぜひ一度そのボトルも試してみたいです。

そして、マールボロからもう一つのワイナリー。 「Hunky Dory(ハンキー・ドリー)」。こちらは、マールボロでも北に位置する畑を中心にしているそうです。同じマールボロでも、今度は、とても落ち着いた香りのソーヴィニヨン ブランで、BBQの食事ともなじむワイン。

また、ピノ・ノワールも、ふっくらとした味わいで、とても飲みやすいステキなワインでした。

サザンクロスさんに伺ったところ、こちらのワインは、オーガニック栽培によるブドウを使い、自然なつくりが特徴のようです。お料理にもとてもあわせやすいということで好評とのこと。確かに!なっとくです。 BBQともばっちりでした。

BBQといえばビールやお肉にあうガツンとした赤ワインというイメージが強かったのですが、今回のイベントでニュージーランドワインいける!と実感。

ちなみに、これらのワインのお値段を伺ったところ、いずれもお手ごろ価格でさらに驚き。これから、BBQイベントやホームパーティへワインを持ち寄る際には、大活躍できそうです。

2011年8月掲載
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